リノベーションで狙う耐震性能
コラム「日本建築防災協会」による耐震等級の評点の表現は
1.5以上 倒壊しない
1.0以上1.5未満 一応倒壊しない
0.7以上1.0未満 倒壊する可能性がある
0.7未満 倒壊する可能性が高い
*建築基準法では1.0以上に設計する事と決められています。
ここで思う事が、なぜ「一応」とか「可能性がある。可能性が高い。」 などの
あいまいな表現なのでしょうか。
これは、近年発生している、熊本地震や東日本大震災など建築基準法では想定外の地震が発生している影響ではないかと言われています。
耐震診断はあくまでも、大地震時(震度6強程度以上)に倒壊しない事を目的にしています。
中地震(震度5強程度以下)での損傷は保障していません。
なぜ中地震に対しての損傷は保障されないのでしょうか。。。。
それは耐震リノベーションでは全ての材料が新品になる訳ではないからです。
耐震リノベーションでは命を守るためにも
先ず耐震等級(評点)1.0以上1.5未満が狙いどころです。
それ以上の評点を目指そうとすればかなり大掛かりな工事となり工事金額が増えてしまいます。
きちんと説明をしてくれる工務店さん設計士さんへ工事を依頼しましょう!